短信:「ルートラボ」→「地理院地図」の貼り替え作業について

引き続き、「ルートラボ」の地図を「地理院地図」上で作図したもので置き換えていっているのですが、意外に手間が掛かるために思う様に進んでいません。また、「ルートラボ」の地図を前提に記事を書いた箇所もあるので、新たに作る地図をどうするか、といったことも考え直さなければならず、それも時間を要する原因になっています。

一例として、今日置き換えた「【旧東海道】その7 藤沢〜茅ヶ崎の砂丘と東海道」の「ルートラボ」の地図はこの様になりました。


元の「ルートラボ」上の地図

旧東海道:遊行寺橋→小出川
置き換え後の地図

「ルートラボ」で埋め込み地図を作成する際に「地形図」表記を選択すると、主だった路線以外の表示が極力減らされているためにむしろルートが際立って見やすくなるメリットがあります。「地理院地図」で置き換えるに際しては、地形図の混みいった表記が邪魔になることもあり(大縮尺ではある程度表示が間引かれるのですが)、「色別標高図」を重ねることで地形図の表示を目立たなくする効果を狙っています。完全に隠してしまうと却って場所がわかり難くなる側面もありますので、その点は透過率を調整して工夫しています。勿論、標高差の大きな場所では地形を概観する点でも有効ですが、「地理院地図」の「色別標高図」は標高差が10m単位で表現されているため、上の例の平野部の様に10m未満の起伏が重要な所ではあまり意味を成しません。

しかし、この記事の主旨を考えると、重ねる地図は「色別標高図」の他にも候補がありました。

旧東海道:遊行寺橋→小出川-2
「色別標高図」の代わりに「数値地図25000(土地条件)」を重ねたもの

ここでは、旧東海道が砂丘の上を進んでいることを紹介することが目的だったので、その点では「土地条件図」はこの点を明確に示してくれます。この図を見ても、藤沢から千ノ川を渡るまでの区間が、砂丘の地域の最北端を進んでいることが一目瞭然でわかります。

旧東海道:遊行寺橋→小出川-3
「土地条件図」に「明治期の低湿地」を重ね合わせたもの

更に、この「土地条件図」では「盛土地・埋立地」として表示されている千ノ川や小出川の周辺のかつての土地利用を明らかにするには、ここに「明治期の低湿地」を重ねるということも出来ます。「土地条件図」と使われている色合いが似ているのが難点ですが、「盛土地・埋立地」が明治時代初期には水田であったことが浮かび上がってきます。

このどちらかにすることも考えたのですが、この時の記事では後半に別途地形分布図を引用したりして砂丘地帯の分布について解説しているため、冒頭に置く地図にそこまで表示させて内容を重複させてしまうよりは、この地図では取り敢えずルートを提示する方を優先することにしました。この記事を書いた時点で「地理院地図」の機能がここまで充実していたら、恐らく記事の書き方や図の選定も多少変えていたと思います。

無論、今から改めて記事を書き直すほどの労力は掛けたくありませんので、飽くまでも既存の記事を活かす方を優先して作図することになるのですが、もう少し手軽な作業で済むだろうという当初の目論見が大分外れていたことになるので、ちょっと頭の痛いところです。
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でも参照されている方が多い様ですので設置を継続します。

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