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【武相国境】港南区内(その1)

武相国境のシリーズ、前回から少し間が空いてしまいました。港南区に到達した所から再開です。



今回のルートを引くに当たっては、以下の地図を参考にしました。

Googleマップ:鎌倉古道

広報こうなん2007年4月号:1ページ(PDF)


この区間は区境を離れてしまうので、目安になる線が何もないのですが、この「うごけ!道案内」のプレゼンでは地図上に線が引けないので、上記の地図を併せて見て下さい。

例によって「迅速測図」ではこの辺りに該当します。良く見ると武相国境に線が引いてあるのですが、等高線と紛れてしまってちょっと分かりにくいかも知れません。ただ、この武相国境付近が造成前は現在よりももっと険しい尾根が連なる場所であったことは、等高線の幅の狭さから窺えると思います。


(「今昔マップ on the web」より)

今回はちょっと話を盛り込み過ぎて港南区の途中で止まってしまいました。前回も予告した通り、この辺りの川の向きが何れも北向きである点が今回のプレゼンの中心になっています。

特に東側の大岡川流域は海からの距離が近く、明治時代以降に水害対策のために掘割川や大岡川分水路を掘られている程ですが、そもそも何故尾根筋から直接海に向かわずに北へと向かっているのか、特に笹下川が氷取沢から東へと流れ出ているのに、谷戸を出ると北向きに変わってしまうのは、ちょっと考えると不思議な話です。

また、舞岡川や馬洗川といった柏尾川の支流は、一度北へと流れ出たあと向きを西に変え、柏尾川に合流すると今度は逆に南に向かうという、全体としてはかなり大きなUターンを経ています。特定の河川だけが北を向いているのであれば、もっと偶発的な理由によると考えることも出来るのですが、一帯の河川が共通して北を向いているということは、それだけでは説明が付き難い。土地の傾斜がその方向に現れたことを意味していて、実際その中心がちょうど横浜市の最高峰のある辺りと一致する訳ですね。

この話はまだ先があるのですが、そこは次回の区間に関わる話なので、解説はその時に。

今回唐突に鎌倉街道の話が出て来ました。上記の「鎌倉古道」の地図では「下之道」とされていますが、「旧鎌倉街道・探索の道―中道編」(芳賀善次郎著)によれば、この道は中道と下道の連絡道で、弘明寺への参拝に使われた道である様です。一帯の開発によって元の道は大半が消滅してきますが、馬洗川との関連が深いので敢えて取り上げました。この道についても次回もう1回取り上げることになります。

弘明寺から鎌倉に至る道と考えると、この馬洗川のある辺りがちょうど中間点ということになるでしょうか。現在の距離でざっと15kmほどの行程ですが、途中で尾根を越えてくるために尾根から一度谷筋に降りる道を選んでいたのかも知れません。現在は跡形もありませんが、かつては馬を洗うのに丁度良い滝壺があったとも言われています。

足場のことを考えると、なるべく尾根伝いを行く道筋であっても良かった様にも思えるのですが、幕府の一行が使う道として考えるとそれなりの道幅が取れない場所では用を成しませんし、移動距離を考えると道中の適切な場所で水分を確保できないと厳しい道中になってしまいます。洪積台地の尾根ですから井戸を掘ればそれなりに水は確保できるにしても、その井戸の周囲で休憩できるだけのスペースがなければグループでの移動には役に立たなくなります。その様な理由で、一部の例外を除いて多くの街道では水場の必要な箇所で適宜谷筋に降りるルートを選んでいるケースが意外に多く、この道もその様な事情を反映しているのではないか、と思います。





追記:レイアウトを見直しました。
(2015/11/23):「歴史的農業環境閲覧システム」へのリンクを、「今昔マップ on the web」の埋め込み地図で置き換えました。


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